逆子について
妊娠時に胎児の頭部が下向きにあるのが正常であるのが、逆子では胎児の頭部が上向き(骨盤位)にあることをいいます
骨盤位の頻度は妊娠の時期によって、異なりますが、妊娠21週~28週では約30%、29週~32週では約15%、33週~36週で約9%、満期まで逆子の場合は約3~5%といわれています。
東洋医学からみた逆子
東洋医学では骨盤位の原因は ①気血の不足 ②肝気のめぐりが悪い ③脾腎の弱り などを原因と考えます。
体位矯正の方法としては当院では鍼灸治療になります。
原因によって治療法も人それぞれに異なりますが、逆子治療の場合、軽い刺激で、短時間で終わります。
鍼灸治療を経験されたことのない方でも安心して受けていただけます。
妊娠の週数が早いうちに治療を受けていただいたほうが、戻る確率も高くなります。
治療を続けて受けていただくと、3日目に戻る場合が多いのですが、人によっては5日で戻る方もおられます。
それ以上続けて、戻る方もまれにおられますが、確率は低くなります。
治療が困難なケース
治療を行っても、回る確率が非常に低いケースがあります。
鍼灸治療を受ける際の目安にしてください。
(詳しくは御相談下さい)
・お子様の首にへその緒が巻き付いている場合(この場合当院では安全の為、治療をお断りしております)
・へその緒が短すぎる場合
・羊水が非常に少ない場合
・週数の割りにお子様が大きい場合
・お子様の脚が伸びている場合
には体位変換は難しくなります。
当院での治療を望まれる方は、まずはお電話でご相談ください。
TEL:06(6745)1754 まで